水源の里について


全国水源の里連絡協議会

全国水源の里連絡協議会は、2007年(平成19年)11月30日、
過疎・高齢化の進行などにより消滅の危機に
直面している集落を持つ市町村が、
この問題を国民運動として展開し、国などに政策の展開や支援を呼びかけ、
全国の水源の里の活性化を図るための組織として設立された団体です。






設立趣旨

全国には過疎・高齢化が進行し、コミュニティの維持など、地域活動が困難な状況に直面している水源の里(いわゆる限界集落)が多数存在し、令和元年度国土交通省調査によると、今後10年以内に消滅する可能性がある集落は0.7%(454集落)、いずれ消滅すると予測されている集落は4.3%(2,744集落)になると推定されています。一日も早くその対策を講じることが、現在の緊急の課題であり、水源の里の住民、市町村、都道府県及び国は、それぞれの役割を担う中で、この課題に取り組む必要があります。

本日の設立総会を契機として、今日まで水源の里を維持してきたことに誇りを持ち、全国の水源の里の活性化に向け、次の取組を推進することとします。

我々は、水源の里の活性化を図るため、住民と市町村の強力なパートナーシップにより地域の将来像及びその活性化策を考え、地域の条件に応じて適正な集落再生に向けた取組を行います。
我々は、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」の理念に基づく流域連携の必要性を全国にアピールするとともに、流域間や会員相互の情報交換、交流・連携を通じ、水源の里の活性化に向けた取組を行います。 






事業内容

全国水源の里連絡協議会は、『上流は下流を思い、下流は上流に感謝する』の理念のもと、水源の里の集落再生と振興に向けて次のような事業を実施しています。

協議会の主な活動内容
① 250市町村の参画を目標とし、組織の拡大を図る。
② 全国水源の里シンポジウムに協賛する。
③ 情報誌「水の源」を発行する。紙面の充実を図るとともに、購読の拡大に努める。
④ 全国水源の里フォトコンテストを実施する。
⑤ 協賛・募金活動を実施する。
⑥ 国に対して、水源の里の理念の普及と集落再生に向けた施策の展開を要望する。
⑦ 水源地域の森林の保全育成を目指し、森林環境税及び水源税の推進に努め、関連団体との連携を深める。

事業項目
事業内容
水源の里の理念を全国に展開
・総会の開催
・全国水源の里シンポジウムに協賛
・情報誌「水の源」の発行
水源の里活性化のための政策提起
・国等関係機関との協議・要請
・協力団体との連携
・森林環境税・水源税の促進
会員相互の情報交換
・協議会ホームページの運用
その他本会の目的を達成するために
必要な事業
・水源の里フォトコンテストの実施
・募金活動の実施







会則







役員

会長
京都府綾部市長…………山崎 善也
副会長
福島県喜多方市長………遠藤 忠一
岐阜県揖斐川町長………岡部 栄一
滋賀県米原市長…………平尾 道雄
島根県美郷町長…………嘉戸 隆
岡山県真庭市長…………太田 昇
高知県大豊町長…………大石 雅夫
大分県佐伯市長…………田中 利明
監事
北海道中川町長…………石垣 寿聰
和歌山県田辺市長………真砂 充敏
顧問
元会長…………四方 八洲男






協賛団体
一般社団法人 全国浄化槽団体連合会
公益社団法人 大分県薬剤師会
全国環境整備事業協同組合連合会
電気事業連合会
独立行政法人 水資源機構
全国森林組合連合会
全国農業協同組合連合会
連携団体
早稲田環境塾
地域サポート人ネットワーク全国協議会